映画「search/サーチ」はガチ!

ついたち、一日、朔日。新たな月が始まる日。

ファーストデーは懐事情が厳しい人にも「映画を観て良いんだよ」と優しく語りかけてくれる日です。それは悪魔の囁きか。

 

11月1日、僕は予てから気になっていた「search/サーチ」という映画を観に行きました。気になっていたと言ってもSNSで「他の映画と見せ方が違うらしい」という情報を得ただけ。少し奇をてらった、話題だけの映画かな。でもファーストデーやし観とくか。という気持ちで、ビブリア古書堂やら億男やらオズランドやらを差し置いて観たわけです。

 

結論から言います。

 

他を差し置いて真っ先に観に行ってください。

 

強調が足りませんでしたね。

 

他を差し置いて真っ先に観に行ってください。

 

「search/サーチ」は海外の映画でジャンルで言うとサスペンスものです。それをなぜここまでオススメできるのか。それはこんな映画をまだ人類は見たことないからです。

 

まだ人類が見たことがない映画とは…

 

この映画唯一と言っていい特徴がこの映画を唯一のものにしています。その特徴が、

 

全編PC画面

 

映画が始まってからエンドロールまで全てPC画面上で物語が綴られます。

「もしやずっと動かない文字や画像を見せられるの?」

そんなことはありません。「search/サーチ」は海外の映画なのですが、日本で言うツイキャスのようなアプリやビデオチャットの映像がウィンドウで表示されます。動画や画像の隅々に隠された手がかり、そして全編PC画面だからこその工夫で物語が進みます。

 

それが新感覚で気持ちイイ!

 

PC画面上でSNSを開きながらチャットしたりニュース動画を見る。

現代人の感覚にあった映画かもしれません。

また、個人的に良かったと思うポイントは主人公が何かに気付いてしまった時のBGM。緊張感が良い感じに増す盛り上げ方をしてくれるのでどんどん見入っちゃいましたね。

 

BGM気にしてる時点で見入ってないやん!

 

それは言わないお約束

 

 

良い映画を観た後にはやっぱりパンフレットを買っちゃいますよね。

 

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「search/サーチ」のパンフレット

今になってポスターかなんかの写真を撮っておけば、と後悔です。

このパンフレット、結構なネタバレがさらっと出てくるんで絶対観た後に買ってください。

 

そもそもなんですけど映画のパンフレットっていつ買うように売ってるんやろ?

 

そして結構工夫がされてて、上部がブラウザのウィンドウが連なったようになっていますし、中のコラムもチャットアプリでの会話形式になっているんですよ。映画の特徴を意識したつくりで満足度高いです。買ってよかった!

 

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パンフレット上部

 

ネタバレなしで面白さを伝えるのは難しいですね。結構大口叩いてますが、「そういや「search/サーチ」薦めてる人いたな、まあ見てみるか」くらいの感じで行っていただければ楽しめると思います。ぜひ観に行ってみてください!

 

以上、ニシケンでした!